中絶手術についてよくあるご質問

中絶手術の術後の日常生活の注意点

中絶手術の術後の注意点としては、病院からの注意事項以外、特別なものはありませんが、室内での日常生活・外出時、共に無理のないようにすることが大切です。

また、出血の有無や下腹部痛に関しては注意する必要があります。
術後1週間から4週間は不正出血が見られることはありますが、大量に出血したり、違和感を感じるのであればすぐクリニックへお電話をしていただき、必要であれば迷わずに受診するようにしましょう。

入浴はクリニックから許可が降りるまではシャワーのみにしてください。性交渉は最低でも3週間は避け、出血が収まってからにしましょう。

中絶手術の痛みについて

中絶手術自体は、麻酔投入後ただちに手術となります。
麻酔が効いてくると感覚は無くなってゆき、意識がもうろうとします。
眠っている状態で手術を行うので、手術中の痛みは全くありません。

ただし、麻酔の効き具合には個人差があり、効き方を見ながら量の調整をすることで、痛みを感じなくさせることが可能です。
手術後に軽く吐気をもよおすことがありますが、数時間安静にしていれば治ります。それでもつらい場合は制吐剤を用いて対応します。
手術後は子宮が元に戻ろうとする収縮の影響で生理痛のような痛みを感じる場合もありますが、つらい場合はおなかを温めたり、鎮痛剤を服用することで、改善します。

中絶手術後の出血について

中絶手術後の出血について説明します。個人差がありますが、手術直後は多少出血があり、その後翌日・2日目位まではほとんど出血がないことが多いです。

これは手術による傷が少なくて済んだ場合と子宮内に血液が溜まり排出されない場合を考えます。
後者の場合は術後3~4日目に塊として出てくることがあります。その場合は痛みも強く感じやすく高熱が出ることもあるので早めに解熱鎮痛剤を服用したほうが良いでしょう。

中絶手術の病気の併発や発熱について

中絶手術後に後遺症として中絶後遺症候群(PAS)があります。
これは、約20%以上の人が精神的にストレスをかかえ心の病気「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」の症状があらわれるものです。

症状の例としては、精神的に不安定になり、怒りやすくなったり気分が鬱ぐ、不安感、眠れない、物事に集中できない、何度も手術時の事を思い出してしまう、胃腸障害、吐き気、動悸がするなどです。
術後すぐに発熱など酷い風邪のような症状がみられる場合は、子宮で感染症をおこしているか、麻酔や抗生物質などの薬物アレルギーの可能性があります。
また、出血が長く続く場合は、子宮の入口の頚管を裂傷しているか、子宮内壁を損傷している、もしくは子宮内に残留物がある可能性があります。

 

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