初期中絶(11週6日まで)で起こりうる合併症

初期中絶でかかりやすい病気

初期中絶でかかりやすい病気のリスクは主に4つあります。

  • 麻酔による呼吸抑制
  • 子宮穿孔
  • 子宮内への妊娠組織の遺残
  • 子宮内感染

当院では麻酔による呼吸抑制が起こりにくくするために2種類の麻酔薬を併用しております。
これにより痛みを感じにくくなり、結果的に麻酔用量を減らせるので呼吸抑制が起こりにくくなり、安全に中絶手術が行えるようになりました。
当然ではありますが、麻酔科で研修を積んだ産婦人科専門医がサチュレーションモニターを装着し呼吸状態を管理し、何かあれば気道確保、気管内挿管も出来る体制を整えて安全に手術をしております。

中絶手術を行う際には、妊娠・出産経験のある人と、妊娠、出産経験のない人とでは、手術経過が少し違ってきます。

初めて子供を産むときには、子宮の出口である子宮頚管という部分が閉じていますので、中絶手術の前にきちんとこの子宮頚管をある程度広げなくてはいけないのです。そのため、一度出産がある方に比べてリスクは高くなる可能性があります。

特に頚管を拡張する際に挿入するヘガールという器具で子宮穿孔を起こすことがあり、気付かずに手術を続け、腸管を損傷させる合併症の報告が毎年のようにあります。

中絶手術の際に、時間がかかり過ぎたり、出血量が多かったりする結果子宮内感染を起こし、アッシャーマン症候群という不妊症の要因になる合併症のリスクもあります。
その為中絶手術は時間がかかりにくく、出血量を少なくできる吸引法が理想です。

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